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Font size in the metric system

26 October, 2013

Industrial paper is measured by meters, but everything else such as type size, image resolution, etc is based on inches. Although it’s not really difficult to make the different units coexist on a paper as long as you are fine with fractional measurements, wouldn’t it make more sense to just use metres for type size too? Are you really comfortable with making a point-based grid on a metre-based paper?

In fact, there is a country that uses metric type size, and it’s called Japan. The unit is called Q or q, which is a quarter of a millimetre (0.25 mm), a little finer than a DTP point (0.3528 mm), and was invented in the phototypesetting era. There is also a unit called Ha (or simply H or h), which is basically the same as Q but used for anything other than type size (e.g. line spacing). Ha means a tooth of a cog. Older phototypesetting machines had a big drum where a photographic paper would be attached, on which the operator would expose a photographic image of a letter, dot, line, etc., and the rotation of the drum by one unit (or a cog) would move the paper by 0.25mm. Hence the term. » Continue reading «

ゴシックという名称の由来

19 August, 2013

ひょんなことから内田明さんのブログ記事「Alternate Gothicがゴシックの源といふデマについて」ならびに「Alternate Gothic起源説の起源」を見ていて、そんなデマがあるのかと驚きました。6年も前のお話にいまさら飛びつくのもどうかとは思いますが、まぁ鮮度が重要な話ではありませんし、Alternate Gothicがどういう書体なのかが正しく理解されていないことが原因であると思いましたので記事にしました。基本的にこの記事は先の二つの記事の補足のような形になると思いますので、先にそちらを読まれた方がいいでしょう。

Alternate-Gothic » Continue reading «

Metro Novaのスタイリスティック・オルタネート

16 August, 2013

Metro Novaの投稿3本目です。まぁ後半に追記でもすればいいかとは思いましたが…

ただいまMetro Novaが大出血セール中です(通常ファミリー価格1147ドルのところ、現在99ドル)。購入を検討の方は今がチャンス!考えてなかった人もウッカリ買っちゃって試してみてください。MyfontsLinotypefonts.comにて。

リリースされてから気が付いたのですが、公式の見本PDFには大事な説明が抜け落ちていました(私の製作ではありません)。Metro Novaにはさまざまなオルタネート(異体字)が入っていますが、それをどう使うかが説明されていませんでした。つまりはInDesignやApple製アプリケーションで使用可能なスタイリスティック・セット(またはデザインのセット?)の内容の解説です。どのリストに何が入っているかは、以下のPDFをダウンロードしてお確かめください。

Metro Novaのオルタネート見本PDFをダウンロード » Continue reading «

Metro Nova stylistic sets

16 August, 2013

My new typeface Metro Nova is currently experiencing great amount of discount on Myfonts, Linotype, and Fonts.com. Normal family price is $1,147, but it’s only $99 now. If you haven’t got it yet, then what are you doing?

I realised that in the official PDF specimen, there was no description of stylistic set & alternate features, which should have been the most important part in my opinion. So I made my own list of it. Why not just update the official specimen? Good question.

Download Metro Nova stylistic set PDF » Continue reading «

Metro Nova後編

11 August, 2013

Metro後編では、Novaのデザインについて話したいと思います。Metroがどういう書体なのかは前編をご覧ください。書体の復刻には理由が必要で、すでに同じ書体がデジタル版としてある場合は尚更です。Metroの場合は全くデジタル化されてないバージョンがあったから(しかもそれが大変魅力的である)というのが最も大きな理由ですが、それ以外にも様々な設計の見直しを図りました。Metroは一見すると特に問題のない書体ですが、使用するライノタイプ鋳植機にはさまざまなデザイン上の制約がありました。まずはユニット・システムです。各文字は規定の字幅に合わせてデザインされなければいけません(全角を12分割するユニット。例えばiは3ユニット、nは5ユニットなどなど)。等幅ほどキツい制約ではありませんが、それでも字幅が必ずユニットの整数倍になってないといけないのはやはり難儀です。 » Continue reading «

Metro Nova前編

4 August, 2013

私の初めてのMonotypeからの新規書体であるMetro Novaが発売されました。これはMetroというサンセリフ体のリバイバル、つまり復刻です。今回はこのMetroとMetro Novaについて前編(歴史)と後編(デザイン)に分けて話をしようと思います。

MetroLT

まずは現行のデジタル版Metroをご覧ください(上)。基本的にはFuturaに似ていますが、小文字のステムに斜めカットが入っていて(a b f i j t などなど)、よりカリグラフィ的で動きのある書体になっています。大文字だと特に目立つのはQでしょう。そういった特徴のおかげで、またMetro発売当時のLinotype鋳植機にFuturaがなかったので、特にアメリカで人気の書体でした。日本での認知度はほとんどありませんが、とてもファンの多い書体です。NIVEAやExpediaはMetro(のカスタム版)を制定書体またはロゴとして用いています。 » Continue reading «

活字職人の別の顔

24 May, 2013

時として書体デザイナー、または金属活字時代のパンチカッター(活字父型彫刻師)は文字を作るだけでなく、全く違う職に就いていたり、副業を持っていました。今回は活字職人たちの二足目のわらじを追ってみたいと思います。「グラフィックデザイナー兼書体デザイナー」みたいに関連性のある兼業は今だと多いとは思いますが、そういうの少なめで、意外性の高いもの、またはエピソードを選んでます。また今回、書体の画像は少なめです(書体がメインテーマではないので)。

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Ullstein Fraktur, the unknown geometric blackletter

9 April, 2013

While I was digging through the Fraktur stuff at the Monotype archive last week, I stumbled upon this rather nice fraktur typeface called Ullstein Schrift, series number 482, marked ‘To be held in abeyance’ in the specimen.

Proof » Continue reading «

続・身近な書体:Arial

9 March, 2013

いよいよお待ちかね、Arial誕生秘話の後編です。前回は何故Arialが作られたのか(why)について説明しましたが、今回のテーマはどうやって作られたか(how)で、さらに書体デザイン寄りの話になっていきます。頑張って説明はしますが、かなりテクニカルな話だと思いますので途中で諦めていただいて構いません。まだ前編を読んでいない方はこちらからどうぞ。

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手のないカリグラファー、J. C. ライアン

25 November, 2012

かつてアメリカに、J. C. Ryanという手のないカリグラファー(書道家)がおりました。正確な生没年は調べきれませんでしたが、19世紀後半〜20世紀前半を生きた人です。彼は22歳のときに吹雪による凍傷で手を失い、数年を絶望のうちに過ごしたのち、足で文字を書く練習を始め、やがて腕で書くようになり、その身体的条件からはとても想像できないほどに上達し、Penman’s hall of fame(能書家殿堂)への仲間入りを果たしました。自分が弛んでいるときにはいつもモチベーションを上げてくれる偉人の一人です。以下にライアンを扱った新聞記事を紹介します。

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